常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

卒業式の前に

大学院で行っている海外での実習や研修が落ち着いたと思いきや,今度は課題に追われており,これから2年間はさらに忙しく,次から次へとふりかかる課題をこなさなければならないことを実感しております。まだ入学しておりませんが,気持ちとしてはもう入学してしまっているような,してないような不思議な感覚です。そんな中,明日迎える卒業式は大学生活,もといゼミ生活を終える節目になります。振り返ってみれば,ゼミで過ごしたのは4年間の大学生活のうちの半分にすぎませんでしたが,4年間にも相当する多くの学びや出会いがあり,充実した濃い時間を過ごすことができました。UG先生の元で学ばさせていただいたことを本当に幸運に思います。本当にありがとうございました。

大学で最初の2年間,サークル活動やアルバイトをしながら遊んで過ごす生活に嫌気がさすと同時に危機感を覚え,残りの大学生活を勉強に捧げたいと思い立って迷いなくこのゼミに入ることを決心しました。それからのゼミ生活では,今まで遊んでいた漬けのせいか,上手くいかないことが多く,毎日のように悩んだり,落ち込んだり,時によっては悔し涙を流したりすることもありました。人間性の「に」の字もなく,人一倍迷惑をかけてしまい,本当に申し訳なく,また,そんな私の改善のために様々なことを教えてくださった先生,付き合って励ましてくれたゼミ生には本当に感謝しております。先生,他のゼミ生,そして辛い経験から学ぶことは本当に大きく,自分の中にしっかりと刻まれました。

UG先生には,授業,ゼミ,裏ゼミ,朝活と日々の生活の中で英語に関することは勿論,それ以外のことについても学ばせていただきました。それだけにはとどまらず,明治学院大学の通常授業や早稲田大学の集中講義,各自治体で行われる教員研修会,ワークショップ,学会など,大学外の行事へも参加させていただきました。日々の生活で得る知識とはまた違ったもの,外部の空気を肌で感じることや現場の先生や他大学の学生との出会いなど多くの刺激を受けられたことで,自分の価値観や英語学習に対する意識を大きく変えることができました。冒頭に触れましたように,進学して研究と勉強をしたいと思ったきっかけはこういった刺激が積み重なった結果です。先生のおかげでありがたくそのチャンスをこの手に掴めたことを忘れずに,勉強しつづけたいと思います。最後になりますが,ブログ投稿にあたってご指導いただいた皆様,先輩方,共に過ごしたゼミ生,後輩の皆さん,本当にお世話になりました。この場を借りて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。(Inaho)