the facts of life
A30でのやりとりです。
ゼミ生たちでそれぞれの結婚や出産など今後の人生設計についての話をしていました。そして、このような会話についてUG先生に “the facts of life”と教えていただきました。
WISDOM3(三省堂)で意味を確認しますと「(1)(親が子に教える)性の知識 (2)人生の厳しい現実」とありました。LDOCEでは “the details about sex and how babies are born”と書かれています。
意味を確認したところで更にUG先生は 「では“a fact of life”との意味の違いは何か」と問われました。単数形と複数形の違いということです。同じくWISDOM3(三省堂)で確認してみますとうって変わって「〈好ましくない状況〉を避けられない現実、厳然たる事実」という意味であることが分かりました。
使い方を間違ってしまったらとんでもない誤解を生んでしまいそうなこれら “”the facts of life”と “a fact of life”は単数形と複数形という細かい用法によって意味が全く異なってしまう英語の例としてよく用いられる表現だそうです。正しい英語を身に付けるためには、このような細かな用法の違いにも抜け目なく勉強していくことが必要ですね。(Inaho)