常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

講演会のお知らせ

2015年度 青山学院英語教育研究センター・JACET関東支部共催講演会(第3回)

日時:2015年10月10日(土)16:00-17:30
場所:青山学院大学17号館6階17606教室
講演者:清水公男(文京学院大
講演題目:再考:英語教育を通して育てたい学ぶ力とは何か?
参加費:無料(事前申込不要)
問合せ先:JACET関東支部事務局 jacet-kanto-office@cl.aoyama.ac.jp

会場の詳細については、以下をご覧ください。
交通アクセス:http://www.aoyama.ac.jp/other/access/index.html
キャンパスマップ:http://www.aoyama.ac.jp/other/map/aoyama.html

講演概要:
知識基盤社会への移行やグローバル化の進行など変化の激しい現代においては、社会の変化に対応できる転移可能な知識と「自ら学ぶ力」としての柔軟かつポリバレントな批判的思考力・判断力・表現力・対話力等の育成が各教科教育で共通に模索されている。そうした力を育むために英語教育はどのように変わっていくべきであろうか。本発表では、学習や学力についての新しい考え方や構成要素を整理しながら、ただ単に「聞く・話す・書く・読む」の4技能化をめざすだけではなく、各学校種間における英語教育の場でどのような「学び」を育むべきかの一つの方向性を、授業デザイン(授業への思い、発想、構成、教材、問題意識)の観点から自身の実践事例を紹介しながら話題にする。

講演者略歴:
文京学院大学国語学部准教授。ウイスコンシン州立大学、上智大学大学院で学んだ後、私立・公立高校教諭、木更津工業高専を経て現職。専門は教育工学(授業研究、評価、教師教育)、英語教育学。講演概要に関連した論文に、「Critical Thinking Instruction and Its Effect for Students of KNCT」高専教育 No.34(2011)、「ジェネリックスキル育成への動向とその背景にある代替的評価としての形成的評価方法」JANTA Bulletin No.9(2012)等がある。