常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

offal

昨日のことですが,大分市のもつ鍋店のガスボンベが爆発し、従業員3人がヤケドを負いました。3人とも、命に別条はないということです。

A gas cylinder exploded at a “motsunabe” (hot pot stew made with offal, vegetables and miso) restaurant in Oita City on Saturday afternoon, injuring three employees.

http://www.japantoday.com/category/national/view/gas-cylinder-explodes-in-oita-restaurant-injuring-3-employees

“motsunabe”の説明に用いられているoffalという語を取り上げます。『アンカーコズミカ英和辞典』(学研教育出版)には「(獣・鳥などの)贓物、くず」(--“BrE the inside parts of animal, for example the heart, LIVER, and KiDNEYS, used as food” LDOCE5 )とありました。『英語語源辞典』(研究社)によりますと、語源は「捨てられるもの」ということでした。Wikipediaによると、「内臓肉は常温では腐敗速度が速いので、正肉と比較して保存が悪く廃棄物とされていた」とありました。その意味から転じて、「⦅しばしば~s⦆ぬか、ふすま、もみがら」、「下等な魚」、「⦅集合的⦆(人間の)くず」(『プログレッシブ英和中辞典』 第4版 小学館)という意味になるのも納得がいきますね(Kawada)

http://news.livedoor.com/article/detail/10391973/