特別講演のご案内
特別講演会
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)アジア言語文化学部 日本語科講師世界言語センター言語プログラムスペシャリスト
教育学博士
高倉(林) あさ子 氏
(バイリンガル教育)
演題:バイリンガルになりたい人 なりたくない人 なれない人
アメリカ言語教育事情と多言語習得の可能性
日時:2015年 7月17日(金) 16:30−18:00
会場:早稲田大学早稲田キャンパス 教育学部 16号館307教室
使用言語:日本語
参加費:無料
交通、キャンパスマップ: http://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus
問い合せ先: tharadaアットwaseda.jp
詳細: http://www.f.waseda.jp/tharada/takakura/talk.htm
講演要旨
日本は近年の国際化に伴い、「早期英語教育」の是非が活発に議論されるようになり、早期二言語教育(バイリンガル教育)の可能性も論じられるようになりました。日本語母語話者が英語を習得する場合、あるいは英語母語話者が日本語を習得する場合、両言語が母語話者と同じレベルに達する(=完璧なバイリンガルになる)ことは可能なのでしょうか。またそのようなバイリンガルを育成するためには、どのような教育法が望ましいのでしょうか。本講演では日本語と英語のバイリンガルに求められる言語力をアメリカの初等、高等教育で収集した実例を示すと共に、多重知性(multiple intelligences)理論に基づいた多角的な言語教育の重要性を紹介します。