常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

root canal treatment

某社のアイスを家で食べていたところ、急に歯が欠けてしまいました。急いで歯科医院に行って、事情を説明すると、「根治しなきゃいけない」といわれました。「根治」とは「(歯の)死んだ神経をきれいにして、そこに詰め物をする、又は差し歯を入れる」ということでした。来週火曜日がその日ということでした。

その「根治」は英語では?歯科医院のサイトに行ってみますと、root canal treatmentとありました。LDOCE5はこの語の定義として“treatment in which a DENTIST removes a diseased area in the tooth”と表現しています。 『G5』(大修館書店)でroot canalを引いてみますと、「〘歯科〙(歯)根幹《歯根部にある歯髄腔》」(--“the space inside the root of the tooth” LDOCE5)とありました。

因みに、canalと聞くと、「運河」のイメージが頭から離れませんが、この場合は「〘解剖・稙〙(導)管、脈管」(『G5』 大修館書店)の意味でした。『英語語源辞典』(研究社)を見てみると、「〘歯科〙(歯)根幹《歯根部にある歯髄腔》」 の方が先で、「運河」という意味が後にできた意味であることが分かりました。

私の食生活も影響していると、今更ながら思い始めました。当分の間、カップラーメンを昼食の選択肢から外します。新商品が出ると、(チーズ系統以外のものを)買って食べていました。新商品に手を出したくなるのは誰でもそうですが、Curiosity killed the catでした。この状況を脱するよう、New Year’s Resolutionsとして掲げていたのに、いつの間にか崩壊していました。毎食歯を磨いたりと、一生懸命歯を大事にしてきたのに、それが無駄になってしまいました。(Kawada)