常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

spinal cord

先輩方、土曜日はありがとうございました。
お話を通して、今やるべきことや将来について考えさせられました。大学生活を後悔しないよう日々努力していきたいと思います。

がんへの治療薬が脊髄損傷への治療に効果的であるとネズミを使った実験結果から分かった。現在は、ネズミを使用し、10年以内に医療への実用に向け臨床試験を行っています。

A group of drugs being tested for cancer could also be used to treat spinal cord injuries, a study in mice suggests.
Mice treated with cancer drugs called nutlins recovered much more movement than those left untreated.
The Imperial College London researchers said the drugs should now be tested in rats and could be tested in human patients within 10 years.
以下省略

今回の記事で、気になった表現が“spinal cord”です。『ジーニアス英和辞典第4版』(大修館書店)には、「脊髄」と記載されていました。この表現にある、“spinal”と“cord”をそれぞれ辞書で見てみました。“spinal”には、「〔解剖〕背骨の、脊髄の」と記載されています。“cord”は、「綱、ひも、コード」と一般的な意味がありますが、今回は、「索状組織、帯」として使われています。この記事で使用されている表現、“spinal cord injuries”は、「脊髄損傷」と捉えます。(Nao)

http://www.bbc.com/news/health-32929794