常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

denomination

今回はdenominationという単語についてです。Naoくんの本日のサスクェハナ通信が教会や宗教のことについてふれており、その流れで研究室でUG先生との話に花が咲き、出てきたのがこの言葉でした。

denominationの意味は『ジーニアス英和辞典第4版』(大修館)によると1)宗教、教派。2)(貨幣・度量衡などの)単位。3)名称、呼称ということでした。

この単語は、一般に日本人学習者には、1)の意味よりも2)の方がとくに経済関係で馴染みがあるのではないでしょうか。しかし、辞書では「宗教、教派」という意味のほうが一番に書かれており、(コーパスをベースにしている辞書なので)こちらのほうが主流の意味で使われているということがわかりました。なお、例文が記されていなかったので、『新和英大辞典第5版(研究社)』から調べてみると、What denomination are you (in)?などとして使われることもわかりました。(lua


http://d.hatena.ne.jp/A30/20121115/1352962354(通貨関係)

http://d.hatena.ne.jp/A30/20130120/1358646600(宗教)

http://d.hatena.ne.jp/A30/20140829/1409305974(宗教)