常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

“Japanese macaque

今日、先生に「ニホンザル」は英語で “Japanese macaque”/məˈkɑk/ と言うと教えていただきました。学術的には“monkey” とは言わないことが意外でした。

さらに調べてみると、“macaque”とは東南アジア、日本、北アフリカに分布するオナガザル科マカク属のサルの総称で、ポルトガル語でサルを指す“macaco”に由来することがわかりました。また「ニホンザル」は世界のサル類では最も北に分布するため、俗語では “snow monkey” とも言われるそうです。(ちなみに最北は青森県下北半島だそうです。)
日本ではサルが雪景色の中で温泉に浸かっている姿が安易にイメージできますが、そもそもサルは熱帯系の動物だそうで、その光景はサルにしては珍しいことなのでそうです。

今日は少しサルについて詳しくなりました。(Four)

その他参考資料:『電子辞書版百科事典マイペディア(日立システムアンドサービス)』『広辞苑第五版(岩波書店)』『英辞郎 on the web』