常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

subterranean

こんにちは。ついに8月に入りました。時の流れは本当に早いものですね。2014年も残すところ5ヶ月となりました。

今回取り上げるのは、故・岡本太郎氏が「太陽の顔」などと並び制作された第4の顔「地底の太陽」に関する記事です。一時は行方が分からなくなってしまった「地底の太陽」を、当時と同じ強化プラスチックで原寸大に復元し、展示するとの事です。耐震性が問題で非公開になっている塔の内部を改修し耐震性を高め、常時公開されるタイミングに合わせ、塔の内部に地下展示室を新設し、そこに展示されるそうです。

今回気になった単語は”subterranean”です。『ジーニアス英和辞典(4版,大修館書店)』によると、「地下の、表面下の、地下で働く」という意味がありました。記事では、岡本氏の作品である「地底の太陽」を”The Subterranean Sun”と表しているので、「地底の」という意味で使われています。

岡本太郎氏は川崎市生まれということで、専修大学のお隣に広がる広大な生田緑地の敷地内には川崎市岡本太郎美術館があります。小学生のころ、遠足で美術館を訪れたことがあります。当時は背景知識もあまりなく、ただ作品を眺めるだけでしたが、今、作品を拝見するとまた違うものを感じるのかと思うと、訪れてみたくなりました。(green)

Tower of Sun’s ‘4th face’ to be recreated

OSAKA—The so-called “fourth face” of the Tower of the Sun, an artwork by Taro Okamoto (1911-1996) that went missing after being exhibited at the 1970 World’s Fair in Osaka Prefecture, is set to be recreated.

The Subterranean Sun was displayed in the underground room of the Tower of the Sun at the 1970 Osaka World Exposition.

After the recreation is complete, the work will be put on permanent exhibition from 2017, when the tower’s interior is scheduled to open to the public, the Osaka prefectural government said Wednesday.

http://the-japan-news.com/news/article/0001464151