常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

jury member

日本人の血を引いたバレエダンサーが銀賞を受賞した記事の一部から表現の落穂拾いをします。juryと聞いて私たちが連想するのは、法律関係の文脈でよく用いられる「陪審員」という意味ではないでしょうか。

しかしここのjuryは違います。『リーダーズ英和辞典』(第3版、研究社)を参照しますと、「(コンテストなどの)審査員会(団)」とありました。さらに『英語語源辞典』(研究社)でjuryの項を参照いたしますと、ラテン語の「誓う」というのが語源だそうです。何だか審査員の責任感がひしひしと伝わってくるような感じが致しました。
(Kawada)

The contest in Varna has a junior division for dancers aged from 15 to 19, and a senior division for those younger than 26. Yoko Morishita, a noted Japanese prima ballerina, scored a gold medal in 1974.

This year’s competition started on July 15 with 127 participants from 30 countries. Morishita was a jury member.

http://the-japan-news.com/news/article/0001458913

http://d.hatena.ne.jp/A30/20130610/1370867041