日本英語教育史学会 月例会感想
昨日、拓殖大学にて開かれた日本英語教育史学会に私たちゼミ生も参加させていただきました。今回の学会は一つのテーマを題材とし、討論まで行われるものでした。今まで参加したことのある学会とは違う、私にとっては初めての形式だったのでとても新鮮な印象をうけました。
まずT先生の著書の中にある、「英語教育は、いつ どのように必修科目となったのか。」ということについて詳しくお話ししていただきました。現在の日本では、学生たちは当たり前のように必修科目として英語を学んでいます。しかし、ほんの少し前までは英語の必要度は低いと考えられており、必修科目ではなかったと知りました。また、英語がなかなか必修化されなかった要因として、農漁村の存在による説など、時代的背景が関係しているものは面白いと感じました。グローバル化が進む現世界では、英語の必要性が高まっていることは明白ですので、お話を聞いて、結果的に英語が必修科目となって良かったと思いました。
そして、つぎにT先生の著書に関する討論会が行われました。普段こういった討論を聞く機会はなかなかありませんので、いい刺激となりました。というのも、恥ずかしながら 私の不勉強のために、会場に飛び交う言葉のひとつひとつが難しく感じてしまい、あまり話についていけなかったのです。今日は、自分の未熟さが身に染みた一日でしたが、それはそれで勉強になり、とてもいい経験になりました。発表された先生方、そしてUG先生、ありがとうございました。今回このような機会をいただけたことに感謝いたします。(Seven)