常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

教採感想

7月13日に教員採用試験を受けてきました。受験した校種は高校です。

試験内容は教職教養、専門教養、論作文で一般教養の問題はありません。

私は3年の12月から少しずつ筆記試験と論作文の勉強を始めました。教職教養は過去問を何度も解き参考書や大学で開講される講座で知識を固めました。教職教養は過去問を解くことで出題傾向が分かりますし、何度も同じことが問われていることにも気付けるので、どんな問題になるか大体予想ができ勉強しやすいです。また、教育委員会文部科学省の施策など教育に関するニュースや常に目を向けることもしました。こうすることで半年程で解けない問題はなくなるぐらいほとんどの内容を覚えることができます。教職教養は全部で30問で最後の2問は中高の学習指導要領から出題されます。

専門教養は日頃から単語の勉強や長文読解をしたり英字新聞を読んだりしました。本番では単語、熟語、並び替え、長文の穴埋めがそれぞれ大問一つずつ、加えて見開きほどの長文が大問三つ分あり、試験時間は60分でした。長文を読むスピードを上げる練習をしないと解ききれません。また熟語や文法の勉強もしっかりしないと知らないものがでてきます。私は過去問に取り組んで初めて知る熟語や慣用句が多かったです。専門教養も最後に2問、学習指導要領の受験教科に関する内容が問われます。

教育原理や教育法規、学習指導要領などは膨大な量の勉強が必要です。しかしどれも基本的なことであり、出る問題は大体決まっているので勉強し続ければほとんどの問題が解けるようになります。

論作文は大学の先生に週一回のペースで添削していただき、「確かな学力」や「いじめ問題」など一通りの問題に手を付け30パターンぐらい書きました。実際の課題は「学習意欲を高める教育の充実のために」で、練習していた問題だったので自分の書きたいことが書けました。書く文字数が多いのに解答時間は少ないので、論作文は特に早めに対策をすべきだと思います。

私の受けた都道府県は教職教養、専門教養共に問題文がとても長いです。勉強し始めはこんな問題解けるようになるのかと思いましたが、早くからしっかり対策すれば慣れますし模試でも点数が取れるようになります。

勉強は一人ではなく数人の友達としていたので、分からないことはすぐに質問したり教職について色々話したりすることもできました。友達の頑張る姿を近くで見ることができ自分の勉強に対するモチベーションに繋がりました。結果はどうなるか分かりませんが、自分なりに精一杯やった結果なのでしっかりと受け止めたいと思っています。(LongValley View)