常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

講演会のご案内

2013年度 青山学院英語教育研究センター・JACET関東支部共催講演会(第5回)

日時:2014年1月11日(土)15:00-16:30
場所:青山学院大学総研ビル(14号館)11階第19会議室
講演者:望月正道(麗澤大学
講演題目:第二言語習得研究からみた語彙習得と指導
参加費:無料(事前申込不要)
問合せ先:JACET関東支部事務局 jacet-kanto-office@cl.aoyama.ac.jp

会場の詳細については、以下をご覧ください。
   交通アクセス:http://www.aoyama.ac.jp/other/access/index.html
   キャンパスマップ:http://www.aoyama.ac.jp/other/map/aoyama.html

講演要旨:英語の語彙をどのように指導したらよいかについて,教師の経験に基づいてさまざまな方法が提案されています。これらの方法の多くは間違いではありませんが,第二言語語彙習得研究を見ると,研究成果に沿うものばかりとはかぎりません。

この講演では主として、第1に日本語訳の意義、第2に新語と同時に同意語・反意語・派生語などを一緒に導入することの是非,第3に未知語の推測、第4に復習、という4つのテーマについて第二言語語彙習得研究の観点から検討します。その結果を踏まえ,英語の語彙力を向上させるためには,いつどのような指導をする
のが効果的であるのかを考えてみたいと思います。

講演者略歴:望月正道(麗澤大学教授)
大妻嵐山女子高等学校教諭を経て、現職。専門は英語教育学。主な研究テーマとしては英語語彙習得・指導、英語教員養成。特にさまざまな語彙知識を測定する語彙テスト開発、英語による英語授業の指導。主な著書に『英語語彙の指導マニュアル』(大修館書店、共著)、『英語語彙指導の実践アイディア集』(大修館
書店、共著)、文科省検定高校教科書World Trek English Communication (桐原書店、編集主幹)などがある。