常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

close shave

一昨日、神田キャンパスに向かう途中の中央道上りで(もちろんactive cruise controlはON!)、心臓が飛び出そうな体験をさせられました。

調布インターから合流してきた、ホンダ レジェンド(日本ではまったく売れないクルマ。広島時代にはわたしも乗っていました)が流入車線から走行車線を飛び越え、追い越し車線に一気に入ってきたのです。ウインカーの指示などはまったくなし。

一瞬、「やられた」と思いましたが、自動ブレーキとわたしの足ブレーキが同時に作動し、右に舵を取り、難を逃れることができました(ありがとう、イノベーションパッケージ!)。

                 
                 
                 
                 


多摩ナンバーのドライバー(ちゃんと記録しているよ)、ご本人はそれほど危険だったとは思っていなかったようです(ハザードであいさつをしていました)。仕方なく後ろについて代々木の手前あたりまで走りましたが、途中、車線をキープできず2車線をまたいだり、ふらふらしたり、とにかく「フツ−の人」ではありませんでした。飲酒かクスリかはたまた認知症か、などと気になりはじめるともう止まりません。首都高を降りる間際に横に並んでちらりと横顔を見ましたが、おじいさんでした(さだまさしの「恐怖の妖怪かっ飛びじじい」を彷彿)。ということは、最後あたりが正解でしょうか。

ドライブレコーダーを見ると、わたし自身このおじいさんの動きをしっかりと関知し、予測していたことが分かります(proactiveだ!)。ともかくもclose shave(with deathと付けたい)でした。近辺の方は灰色の多摩ナンバーのレジェンドにはご注意を!(UG)

close shaveの由来
In the days of straight razors (very sharp), men had to be careful when trying to get their beard stubble removed. If a barber was doing it and slipped, you could get a serious gash on your throat. This "peril" gave rise to the term as a way of expressing that you narrowly avoided injury.

http://wiki.answers.com/Q/Where_does_the_phrase_a_close_shave_come_from