常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

tidy

先日、UG先生から教わった表現を取り上げたいと思います。

私「先生はA型ですか?」
先生「なんで?」
私「ファイルなどをよく整理整頓されるので、そう思いました...」

私が"How neat!"と言うと、英ではtidyとも言うことがあるよ、とおっしゃいました。すぐに辞書を調べてみると、確かにtidyで「(よく整理をして)きちんとした」とあり、またtide upで「きちんと片付ける、(人を)身ぎれいにする(主に英)」とありました(『ジーニアス英和辞典』第四版、大修館)。
tide(潮の干満)と関連があるのかと思い調べましたが、これは外れでした。その代わりにtideの面白い意味を教えてもらいました。「(犯罪などよくないことの)激化、急増」と「(複合語)で時期、季節、潮時」です。
後者はChristmastide, Yuletideという表現をアメリカで聞いたことがあったので、あっと思いました。脳内辞書にある言葉が繋がった瞬間でした。(Sugar)