常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

奥原先生について

まだまだ体調がすぐれませんが、昨日は、本年度末にご退職される奥原 宇先生のための学科送別会があり、馳せ参じてきました。
奥原先生については:

http://d.hatena.ne.jp/A30/20121222/1356156747
http://d.hatena.ne.jp/A30/20121222/1356153372

などに最終講義の様子を書いておりますが、昨夜は先生のお隣を陣取って、お祖母様、奥原晴湖(せいこ)についてお話を聞かせていただきました。
奥原晴湖は幕末から明治期にかけて、活躍した南画壇を代表し、木戸孝允山内容堂の庇護を得て、多くの文人と交流があった豪傑の女流画家だったのです。ここであれこれまとめる時間も力もありませんので、
詳しくは以下のサイトをご覧下さい。


http://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/06renewal/sisetu/bunka/okuhara/top.htm

http://www.kumagaya-bunkazai.jp/museum/ijin/okuharaseiko.htm


ともかくまたまた、奥原先生にはまいりました。ちなみに、koyamamotoくんが2年前にもらってきた明治時代の『英語青年』は清湖の茨城 古河の旧家の納屋にあったものです。その旧家ともども奥原家に残っていたすべての作品は、奥原先生のご母堂さまにより、古河市にすべて寄贈されたそうです(鑑定団に出品すると、すごいことになるものばかり!)。3月になって体調が回復したら、一度、訪れてみます。(UG)