常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

大学院入試受験記 (EnDough)

 私事ではありますが、10月27日、某大学院の入試を受けてきました。
 受験された方の中には現役教師の方もいたり,様々でした。某大学院教育学研究科には多くの研究科がありますが、私はもちろん修士課程の英語教育に出願しました。簡単ではありますが、ここに受験記として試験概要と感想を書かせて頂きます。
 国公立法人の大学院は学部の入試とは違い、9月から11月頃が受験シーズンで,願書はおよそ入試日の1カ月前に提出します。大学院によっては1日目に筆記試験を行い、2日目に面接試問(面接)を行う、という形式を取っている大学院もあるようですが、受験した某院は午前中に筆記試験、午後に面接試問という形式で実施されました。筆記試験は朝9時から開始し、外国語科目が60分間、専門教科科目(英語教育、英語学、英米文化の中から1教科の選択制)が120分間という時間配分でした。そして午後の面接は2時から開始し、一人3〜5分ほどの面接でした。
 以下は覚えている範囲ですが筆記試験の内容です。

【外国語科目】60分
1)長文読解問題(下線部和訳・内容説明)
2)長文読解問題(下線部和訳・意味説明)
3)和文英訳5問

【専門科目(英語科教育)】120分
1)教育用語説明×5
2)日本語での論述(教育現場での課題について自分の意見を述べる)
3)、4)長文読解×1、2?(研究論文、下線部で指摘された箇所を説明)
5)英語での論述(教育現場での課題について自分の意見を述べる)
6)英語での論述(研究論文の抜粋を読み、それに対しての賛否を問い、自分の意見を述べる)

【面接試問】3〜5分
1)大学院で研究したいテーマ・内容
2)卒業論文の内容
 前述の通り,受験者の方の中には現役教師の方がいらっしゃったり、キャリーケースを引いて受験しに来ていたり、内部進学の方だったりと、様々な方がいらっしゃいました。そして多くの方が志を高く持っている事が雰囲気から伝わってきて、とても緊張感がありました。そんな方々の姿を見た事、そしてわずかな時間ですが、面接で自分の熱意を伝えた事で、「絶対大学院で勉強・研究したい!」という気持ちがより一層強くなりました。
今回の試験、今の自分にやれる事は全てやってきました。まだ次があり、私にはまだまだやるべき事がたくさんありますので、周りにいる方々への感謝と常時英心を忘れずに、精進していきたいと思います。(EnDough)