常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

第38回全国英語教育学会 愛知研究大会(EnDough編)

大変遅くなってしまいましたが、8月4日から8月5日までの2日間、愛知学院大学日進キャンパスにて開催された第38回全国英語教育学会愛知研究大会に参加して参りました。卒業論文や今後の進路に活かしたいと思い、参加しました。簡単ではありますが私個人の感想をここにまとめることで今回得た経験を自分のものにしたいと思います。

今回私が感じたことは二つあります。ひとつは「課題意識をもって探究(勉強)し続けることの重要性」です。発表されていた方は皆様英語教育に関する課題意識を持って様々な研究をなされています。私自身、大学院で学びたいという気持ちはあるものの、自分が何を研究したいのか模索中です。そんな中、今回、語彙、スピーキング、言語習得、指導法、学習者、音声等様々な研究発表を聞いてとても刺激を受けました。それと同時にMinnesota君も言及していることですが、やはり「知識の少なさ」を実感し、もっと英語教育に携わろうとしている人間として英語教育について知らなければならないなと思うことができました。

もうひとつは「一連の流れのイメージを持つことの大切さ」です。これは発表と研究、どちらにおいても大切であると感じました。ある発表者の方は一回もスライドを見ずに鑑賞する方の事を観察しながら発表なさっていました。そうした発表はとてもわかりやすい発表でした。きっと頭の中に「次はこのスライドでこういうことを話そう」というのが頭でしっかり考えられているのだなと感じました。研究についても同じ事なのかなと思いました。スタートとゴールを決めてその過程まで明確にイメージしなければいけないと感じました。これは私は特にできていないと思うので、今回学会に参加し、多くの英語教育界の先輩方の発表を目にすることで少しは吸収できていればと思います。

いずれにしても未熟な私にとっては今学会に参加した事はさまざまな刺激を受ける良い機会でした。今学会は非常に多くの研究発表、ワークショップがあったので、ほんの一部しか参加することはできませんでしたが、研究発表してくださった皆様、そして会場の運営をして下さった多くの皆様、本当に暑い中お世話になりました。心より感謝致します。ありがとうございました。そして先般にもブログで書きましたが、UG先生には急な宿の手配から食事まで気にかけて下さい、本当にお世話になりました。ありがとうございました。(EnDough)