常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

教育実習を終えて

UG先生

EnDoughです。昨日母校での3週間の教育実習が終了しました。

今回の教育実習は全く指導経験が皆無だった私にとって本当に勉強になった3週間でした。
特に一番感じた事は『準備の大切さ』です。私の知り合いの方はよく『何かをやる時は準備99%、当日1%の気持ちでやりなさい』とおっしゃいます。今回はその事を本当に実感しました。

考えすぎる事が自分の悪い癖なのですが、この3週間も40人規模のクラスをどうやってまとめようか、何をやったら生徒に英語は楽しいと思ってもらえるか、どのような授業がこの高校の生徒のレベルに合った授業なのか、生徒にとって本当に良い授業とはどんな授業がベストなのか等
本当に悩みました。その為、授業の準備がままならないまま、空回りした授業をやってしまったり、
自分では万全の準備をしたつもりでも結果的には準備不足な授業だったりと、本当に生徒には申し訳ない事をしてしまった日もありました。

しかし、そんな人間的にも未熟で、英語力も無い私にも生徒は「先生の授業わかりやすかった」「先生なら良い先生になるよ」という言葉をかけてくれたり、メッセージ入りのフォトアルバムを作って渡してくれたりしました。きっとこんな瞬間があるからこそ、教師という職業は魅力的な職業なのだと実感しました。

そして、実習の最後に副校長先生がこんな事を話して下さいました。「公立には色んな生徒がいます。それぞれに合った指導の仕方があり、正解は一つではない。でもだからこそこの変化が公立の教師の面白いところなんです。」この言葉はわずか3週間ではありますが、とても実感でき、私は絶対に公立の学校の生徒になろうと思いました。

その為にも人間的にもそして英語力の面でももっと研鑽をしなければなりません。特に英語力と相手に分かりやすく伝える能力を前もって『準備』しておかなければなりません。

その為にも教職の先生方にはこれまで御指導下さり、感謝の気持ちで一杯ですが、残り少ない学生生活でもまだまだ沢山の事を学ばせて頂ければと思っております。

P.S 後先になりましたが、↓のように今日から常時英心ブログにも復帰しますのでよろしくお願いします。尚、先生が研究室に来校される際には、ご連絡頂ければ幸いです。(Peterゼミ生&裏UGゼミ生 EnDough)