常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

アイルランド政府の奨学金制度

外国人英語教師を対象としたアイルランド政府の奨学金制度 

アイルランドスカラーシップ」は、外国人の英語教師がその能力をリフレッシュすることができるようにアイルランドへ招くという、アイルランド政府出資のプログラムです。2011年は日本人の英語教師を対象にした奨学金が3名分、設けられています。各奨学金は、アイルランドで認可された英語語学学校で行われる4週間の研究旅行にかかる全費用を負担します。これには、航空券、交通費、授業料、宿泊費、食費、そして文化プログラムなどにかかる費用などが含まれます。3つのうちいずれかのアイルランドスカラーシップを得るためには、十分な資格をもった英語教師であることと、中等教育機関または高等教育機関で雇用されていることが、前提条件となります。合格者には、在職証明書と資格証明書の提出をお願いする場合があります。  

これらの基準を満たし、更に詳しい情報にご興味をおもちの方は、9月26日(月)18時30分にアイルランド大使館で開催される特別イベントにご招待します。このイベントで、駐日アイルランド大使に会い、軽食とエンターテイメントを楽しみ、アイルランドについて学び、オンラインでアイルランドスカラー
シップに応募する際に必要となる個別のユーザーネームとパスワードを受け取ってください。ユーザーネームとパスワードは、この大使館イベントでのみ、直接渡されます。
大使館イベントに申し込むためには、www.irelandscholarship.comにログオンして、Come to an Embassy Event をクリックしてください。受付は9月19日(月)17時で終了しますので、申し込みはお早めに!参加できる人数は限られています。
アイルランドで英語を学ぶ賑やかな首都から自然豊かな西部の海岸地方に至るまで、アイルランドの国中にある英語語学学校は世界有数の設備と非常に高い水準の教育で知られています。英語語学サービスを認証評価し、調整する諮問機関「The Accreditation and Co-ordination of English Language Services」が各学校、教育プログラム、資格を持った教師を厳しく監査し、アイルランドに110余りある認可認定された英語語学学校の生徒たちが素晴らしい教育を受けられるよう保証しています。ビジネス英語を磨きたいという会社員やリフレッシュコースが必要な英語学校の先生、試験に備える大学生、あるいは一からスタートするティーンエイジャーなど、アイルランドはあらゆるレベルに対応した認可された講座やプログラムを用意しています。生徒たちはホストファミリーと滞在して家族の一員としてアイルランドの家庭を体験することも出来ますし、ホテル、B&Bなどの宿泊施設も用意されています。
アイルランドの語学教育は教室での経験だけに留まりません。アイルランドは全ての年齢の生徒たちに個性的で面白い経験を用意しています。アイルランドがロンリー・プラネット社の調べで、世界一友好的な国とされたり、フロマーズ・ガイド2011年版で一番行きたい旅行先に選ばれたのをご存知ですか?それだけでなく、ロンリー・プラネット社はアイルランド南海岸の賑やかな都市コークを訪れたい都市トップ10に選びました。
2011年、アイルランドの首都ダブリンは世界で4例目として、ユネスコの「文学の都市」に選ばれました。アイルランドが世界でも著名な作家や詩人(サミュエル・ベケットジョージ・バーナード・ショー、シェーマス・ヒーニー、ウィリアム・バトラー・イェーツといったノーベル賞受賞者を含む)を輩出していることを考えれば、当然とも言えるでしょう。アイルランドの優れた文学の伝統は、英語を学ぶ外国人にとって、大きな魅力でもあります。
アイルランドは、より活動的な生徒にはウォーキング、マウンテンバイク、カヤック、サーフィンなどの幅広いアウトドアでの楽しみもあります。アイルランドの大西洋海岸は世界でも有数の高い波が来ることをご存知ですか?2011年には北西部のバンドーランでヨーロッパ・サーフィン大会が開かれました。水に浸かるのが苦手な人にはアイルランドの美しい海岸での乗馬をお勧めします!
どんなことに関心がある場合でも、アイルランドの豊かな文化と遺産、エネルギー溢れる都市、そして息を飲むほど美しい景色やワクワクするようなアウトドアでの活動はあなたの滞在をとても充実した、実りある経験にしてくれるでしょう。