常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

大きな木になりたまえ

ご無沙汰しています。小山本です。明日4月1日は新規採用教職員辞令伝達式。いよいよ教員として学校現場に立つことになります。学校は静岡県東部の某商業高校です。
正直に申し上げて不安はあります。うまくやっていけるかという不安ではありません(現場に出たての新米教師がうまくできるわけがないと思っています)。現場の忙しさの中でこれまでのように自身の勉強ができるかどうか,自分がこれまで出会ってきた先生方のように学び続ける教師でいられるかどうか,というものです。
これまでは院の研究と自己研鑽を自分なりにやってきたつもりですが,それは田邉先生や素晴らしい仲間といった刺激を与えてくれる人たちに囲まれていたからこそやってこれたことだと思っています。しかし,これからは自分で学んでいかなければなりません。先生からいただいた財産を活かすも殺すも,育てるのも腐らせるのも自分次第です。
今回の見出しは,大学4年のときに参加した学会で、國弘正雄氏からいただいたメッセージを引用したもの。Big oaks from little acorns grow.(オークの大樹も小さなドングリから)という諺にもあるように,今は英語力も低い未熟なドングリですが,一日一日を大切にし,いつかは“隣に来た人が木かげで憩えるような大きな木”になりたいと思っています。今後ともご指導の程よろしくお願いいたします。(小山本)
    
  大学4年のときに参加した学会でいただいた國弘正雄氏の直筆メッセージ
cf. http://d.hatena.ne.jp/A30/20101013/1286967871