常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Braille

昨日は成人式(Coming-of-Age Day)でした。その各地の模様をJT Online(01/11/11付け)はIn a first, new adults under 1% of populationという記事で報じています。ある浦安市在住の新成人の抱負から英語表現を拾って行きたいと思います。
At Tokyo Disneyland in Urayasu, Chiba Prefecture, the annual ceremony for new local adults was attended by about 1,100 — or 74 percent of the city's new adults.
"My dream is to be a teacher at a junior high school. So I hope to study sign language and Braille this year," said Miki Takahashi, 20, who chaired the organizing committee for the gathering.
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20110111a1.html
sign languageというのは手話だと推測できますが,Brailleは一体何なのかその字面から意味を予測するのは困難です。辞書を引いてみると「[しばしばB-](盲人用の)点字(法)」と出ていました(『スーパーアンカー英和辞典』第4版,学研教育出版)。このことからこの新成人の方は教師になるために手話と点字を学びたいと報道陣に答えていることがわかります。ちなみにBraille(1809-52)は点字を発明した人で辞書には「フランスの教育者;自身も3歳から視覚障害であったことからブライユ点字法を考案した」と記されていました(『ジーニアス英和大辞典』大修館書店)。
自分も今年は英語学習を続けながら手話や点字を含め何か新たな言語に挑戦してみたいですね。(ゼミ生 camel)