常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

telling

今回はFIFA.comのHoddle: Inter facing a 12th manという記事から英語の落ち穂拾いをしていきます。以下は,イングランドのサッカー解説者であるグレン・ホドルが,プレミアリーグに関して話した内容の一部です。
Glenn Hoddle expects Inter Milan to be in for a tough night when they visit Tottenham Hotspur later this evening, as the former Spurs legend feels European games at White Hart Lane give the home side a telling advantage.
http://www.fifa.com/worldfootball/clubfootball/news/newsid=1327308.html#hoddle+inter+facing+12th
ここでの注目表現はtellingです。tellに-ingがついた形容詞なので「(真相などを)表す,多くを物語る」という語義となります(『オーレックス英和辞典』旺文社)。しかし,それでは何か据わりがよくありません。実を言うと,tellingには「効果的な,強烈な,際立つ」という意味があり,こちらの方が私の辞書(『オーレックス英和辞典』同上)では第一義となっております。(ゼミ生 persimmon柿生)