常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

around the clock

ゼミ生Shoheiです。本日10月16日付のDYから表現を拾っていきます。PHOTOSCAPE-ZOOM UPの欄には羽田空港が取り上げられています。新国際便を導入し24時間開港の空の窓口を目指す羽田空港の記事から,今回はaround-the-clockという表現を紹介します。
Haneda Airport’s new international terminal will open Thursday, aiming to turn the airport into an around-the-clock international hub.
このaround the clockの意味を辞書で調べると,
All day and all night without stopping (LDOCE)
まる一日中,昼も夜も;24時間ぶっ通しで(ジーニアス英和辞典『大修館書店』)
とありますので,上記の英文が,24時間体制で世界に対して開いていこうという羽田空港の動きが分ります。また,文末の英単語hubは『中心・中枢』(同上)とあり,hub airportで『拠点空港ハブ空港』となり,拠点空港を狙い拡大しようとしているのがよく分かります。今回のこのaround the clockという表現は,イギリス英語でround the clockとしても使われます。LDOCEには,Kim has been working round the clock to finish it in time.という例文もあります。
10月21日木曜日からオープンとなる東京の羽田空港・新国際線旅客ターミナル。千葉の成田国際空港,そして韓国のインチョン国際空港。アジアの既存ハブ空港は日本にも韓国にもあり,はたして目標達成となるでしょうか。新国際線オープン後の羽田空港の動きに注目です。(ゼミ生Shohei)