常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

oil and water

DAILY YOMIURI ONLINE(2010/10/08付)よりちょっとした表現を見つけました。
A pop take on Kyoka Izumi
Though the casting seems like oil and water, it proved triumphant for not only fans of AKB48 and Studio Life, but also for regular theatergoers as well.
http://www.yomiuri.co.jp/dy/features/arts/T101007002824.htm
ここには,oil and water(水と油のように合わない人・物)という表現がありました。oilという単語を辞書で眺めているとこの表現以外にも面白い表現があったので紹介します。
burn the midnight oilで「夜遅くまで勉強(仕事)する」という意味があることが分かりました(『ジーニアス英和辞典』第4版, 大修館書店)。今のように電気がない時,入れたランプで明るくし夜を過ごしていたのでしょうね。ランプの灯火のもとで勉学に励むという情景が浮かびます。
また, 似たような表現でburn the candle at both ends 「朝早くから夜遅くまで働いて(試験勉強して)疲れる」があります(『ジーニアス英和辞典』同上)。しかしこの表現には, ろうそくの両端に火をともすと片方だけに火をともすのに比べ消耗が早いということから「精力を使い果たす・無理をする」という意味も含まれています。(ゼミ生カメ女)