neophyte
TIME(9/20/10付)のWikitravelを扱った記事から英語表現を拾います。
最近のインターネットの発展は恐ろしいほどです。その一つの例として,海外のどこへでもナビゲートしてくれるWikitravelというものサービスが挙げられます。その記事の冒頭部分を引用します。
“I’m a neophyte when it comes to international travel, but something of a nerd on the WEB….”
ここではneophyteという単語に注目します。辞書には「初心者,新参者」とありました(『オーレックス英和辞典』旺文社)。初心者と言えば,beginnerという単語がありますが,これとは何か違いがあるのでしょうか。
LDOCEによると,beginnerはsomeone who has started to do or learn somethingとあり,neophyteはsomeone who has just started to learn a particular skill, art, job, etcとありました。以上から,neophyteの方が,「何かに特化した」というニュアンスが含まれるformalな言葉です。ここではちょっとおどけてこの言葉を使っていると考えられます。その証拠にneophyteには「(特に古代キリスト教会の)新改宗者,新受洗者」という語義もあります(『オーレックス英和辞典』同上)。*というか,こちらの方が本義でしょう。(UG)
(ゼミ生persimmon柿生)