常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

lack bite up front

DY(9/14/10付)のReina saves point as Reds survive Birmingham onslaughtという記事から,気になった英語表現を拾っていきます。
Liverpool lacked bite up front, with Fernando Torres marshaled well by the Birmingham centerbacks Roger Johnson and Scott Dann,
ここで注目する表現はbiteです。『オーレックス英和辞典』(旺文社)によると,「かむこと」のほかに「ピリッとした刺激[風味]」という意味があります。よって太文字箇所は「前線のピリッとした刺激が欠けていた」と直訳出来ます。サッカーでよく使われているように訳すと,
リバプールの前線はパっとしなかった」
と意訳できるかと思います。スポーツの記事には,いろいろな表現が隠されています。ひとつでも多くの表現と出会えるように,多くの記事を読んでいきたいです。
ちなみにbiteの違った用法が以前紹介されているのでご確認ください。
http://d.hatena.ne.jp/A30/20100817/1282051517(ゼミ生persimmon柿生)