常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

年齢差

異性と付き合うなら±2歳までが許容範囲のLbow-Shoulderです(できれば同い年)。

Asahi Weekly(8月8−15日)に年齢差70歳の夫婦についての記事がありました。年齢差を伝えたい時は比較級を使うのが今まで習ってきた方法ですが,この記事には以下のように書かれていました。

a man 70 years her junior

このjuniorは名詞で「年少者」とあります(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。また別の意味で「新参者」という意味もありました(以前,『新参者』というドラマがあったことを思い出しました)。また,対義語であるseniorも同じような使い方ができます(『ジーニアス英和辞典』同上)。言い換え表現はいくつあっても足りないので,まとめて覚えておくといいですね。ちなみに「坊っちゃん呼ばわりしないでくれ!」を英語で言うと,Stop calling me Junior.のようにjuniorを使って表すことが出来ます(『オーレックス英和辞典』旺文社)。

補足ですが,田邉先生の授業でおなじみの「年の差カップル」とは英語でなんと言うのでしょうか。答えはMay-December coupleです。この記事に登場する夫婦は夫38歳,妻108歳ととても年齢が離れています。冒頭に許容範囲について書いてしまいましたが…恋に落ちるのに年齢は関係ないのですね。(ゼミ生 Lbow-Shoulder)