常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

仮出所

Lbow-Shoulderです。
今回は7月27日のNY Daily Newsから。今から30年前,ジョン・レノンがダコタアパートで射殺されました。その犯人は現在刑務所にいるのですが,最近6度目の仮釈放申請をしたそうです。では仮釈放申請とは英語でなんと言うのでしょうか。
This will be his sixth bid for parole.
http://www.nydailynews.com/ny_local/2010/07/27/2010-07-27_yoko_not_in_my_life_ono_he_wont_lennon_widow_says_of_parole.html
この文章からもわかるように,仮出所申請はparoleと言います。また,paroleを辞書で調べてみると,名詞で「仮出所,仮出所期間」とあり,動詞で「<囚人に>仮出所を許す」とあります(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。さらに,parole board で「(囚人)仮出所審査委員会」とあります(『ジーニアス英和辞典』同上)。仮出所審査委員会によって,申請した受刑者を審査し,仮釈放するかの結論を下します。
今回で6度目ということですが,未亡人(widow)である小野ヨーコさんが毎回反対申請をしているそうです。この記事のコメント欄を見ていても,大半が反対意見です。どのような結論が下されるのでしょうか。審査は8月9日の週に行われるそうなので,記事から目が離せません。次は,b.m.さんです。(ゼミ生 Lbow-Shoulder)