常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Persimmon柿生の教員採用1次試験を終えて

7月11日に行われた教員採用1次試験を突破することが出来ました。まだ1次を突破したにすぎませんが,とりあえずここまでの取り組みを振り返ってみます。試験対策は,一言で言えば「弱点の克服」です。
まず一般教養ですが,これは特に苦手な自然科学などの理数科目を中心に勉強しました。某予備校の講座や参考書でやった問題で,わからなかった箇所や間違えた箇所を「間違いノート」に書き込み,時間を見つけては何回も読み返しました。これは,続けていくうちに自然と復習する部分が狭まってきて,時間の節約にもなりました。
2つ目の弱点は文章力です。これはブログへの記事投稿を利用しました。自身の書いた文章を第三者に読んでもらえるだけでなく,校正までしてもらえる機会というのは,通常なかなかありません。最初は文章をどのようにして書けばいいかわかりませんでしたが,「常時英心」に出来るだけ多く記事を投稿し,田邉先生,小山本先輩に添削をしていただく事で,少しずつではありますが,論理構成や表現など,文章を書くときに気をつけなければならないことを学びました。先生と先輩にはとても感謝しています。
さらに,教育時事に関しては,新聞に教職関連の記事があったらスクラップをし,内容に対して自分の意見をまとめました。また,研究室には小山本先輩が寄付しくださっている「教育新聞」があります。これを一年間読んでいたことで,教育の「流行」(What's in)を捉えることもできました。そして,これらの知識は同時に論作文の材料にもなったように思います。
「弱点」と向き合うのは生やさしいことではなく,私自身やっていて楽しくない時もありましたが,今振り返ると,あの「辛さ」が1次突破に少なからず繋がったと考えています。冒頭にも述べたように,採用候補者への入り口をこじあけただけなので,気を引き締めて一日一日を大切にしていこうと思います。(ゼミ生persimmon柿生)