常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

虹色の雲,彩雲

梅雨も明け,だれるような暑さにみなさん苦しんでいるのではありませんか。そんなうんざりした天気の下,7/18の横浜市港北区の空に珍しい雲が出ていました。その雲についてTHE DAILY YOMIURI(7/20/10付け)が取り上げていました。


以下がその小見出しです。

Believe it or not, this is real

今回はBelieve it or notの表現に注目します。『オーレックス英和辞典』(旺文社)には,Believe it or not, this is the best we do for now.という例文を使い「(まさかと思うだろうが)本当にこれが私の出来ることの限界だ」と説明がされていました。そして,この表現には相手が信じようと信じまいと,自分の言っていることが本当だと力説するというコミュニカテイブなニュアンスが含まれています(『オーレックス英和辞典』同上)。

ちなみに7/19付けの読売新聞にもこの「彩雲」は取り上げられていました。以下の説明はそこからの引用です。

気象庁によると,彩雲は薄い雲が上空高くにかかった晴天時に起きる現象だそうです。雲の作る氷の粒や水滴が太陽光に当たり,光の方向が変わることで,雲が色づいたように見えるのだという。

大学4年生にとっては今年最後の夏休み。この彩雲のように印象に残る夏休みにしましょう。(ゼミ生persimmon柿生)