常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

lobster or octopus

AWの回し者ではないLbow-Shoulderです。
しかし,今回もAsahi Weekly(7月11日付け)からです。AWのThrough a Foreigner’s Eyeというコラムには動物を使った表現が複数使用されていました。このコラムでは外国人が日本の旅館に来て困惑したことについて述べられています。そして今回のテーマは「風呂」。「湯船に浸かる」文化ではない外国人が郷に従って入浴し,「まるでゆでだこのようだ」と以下のように表現していました。
like boiled lobsters
確認のためにlobsterを辞書で調べてみると,「ロブスターは青黒いが煮ると赤くなる」という説明があります(『リーダーズ英和辞典』第2版,研究社)。日本語では「たこ」で,英語では「ロブスター」というのもやはり文化の違いが影響しているのでしょう。ちなみに英米文化でたこは人の血をしぼる悪魔を連想させ,ほとんど食用にしないと辞書にありました(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。
最後に,以前ボストンへ行った際に購入したT-shirtがまさに今回の記事にピッタリだと思ったので掲載します。以上AW bugのLbow-Shoulderでした。(ゼミ生 Lbow-Shoulder)