常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

身の毛がよだつ

暑い日々が続きますね。そろそろ,どこかのテレビ番組が身の毛もよだつような恐い話を取り上げそうで苦手な私はびくびくしています。
さて,この「身の毛がよだつ」とは英語ではなんと言うのでしょうか。
私の予想はcreepyでしたが,『ジーニアス和英辞典』(第2版,大修館書店)で調べてみたところ,「身の毛もよだつ話」で「a blood(-)curdling (hair-raising)tale」,His hair stood on end.(彼は身の毛がよだった)とありました。
curdleには「凝乳になる(にする),(血が)凝結する(させる)」,「(恐怖で)凍る(凍らせる)」という意味があり,例文にはThe sight made my blood curdle.(=The sight curdled my blood) (その光景を見て血の凍る思いがした)とありました(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。
また,「(恐怖などで)ぞっとする」という表現は
thrill with horrorやmake him flesh(skin) creepの他にfreeze O's blood(=make O's blood freezeなどと表す事が出来ます。
ちなみに心霊写真はpsychic photographです。次回はtemple gateさんお願いします。(ゼミ生 カメ女)