常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

こんなところに...

愛とは,決して心が折れないこと−by Lbow-Shoulder
突然変なことを書きましたが,これには理由があります。ブログのネタ探しにとこれまでに買ったAsahi Weeklyを読み漁っていると,2010年2月14日付けのものの中の「THOUGHT FOR THE DAY」というコラムで,Erich SegalのLove Storyが紹介されているではありませんか(以前にもブログで書きましたが,Love StoryはGWに行われたゼミ合宿の課題の1つでした。http://d.hatena.ne.jp/A30/20100424/1272112959
もうお分かりかと思いますが,最初に書いた言葉は,主人公が最後に言う台詞「愛とは,決して後悔しないこと」(Love means not ever having to say you're sorry.)を文字ったものです。今回はこの作品の紹介文をshareします。以下はその引用です。
「Love means never having to say you’re sorry.—From “Love Story” by Erich Segalバレンタイン・デイ(2月14日付けなので・・・。)にちなんで,今回は恋愛映画の古典から。原作も映画の原題も“Love Story”で,小説の和訳も『ラブ・ストーリー』となっているが,1970年に公開された映画の邦題は『ある愛の詩』。ご記憶の方も多いだろうが,アメリカ映画協会が映画の名セリフ100選にも選んだ引用の1文と共に,見る者の涙を誘った作品だった。直訳すれば「愛とは決してごめんなさいを言う必要がないこと」と訳していたことが,当時は不思議だった。(中略)実は,この父子の関係がアメリカのゴア元副大統領の家庭をモデルに書かれていることが1990年代に明らかになった。今読み直せば,高額な医療制度や激しい貧富の差,失業など,現代アメリカが相変わらず抱えている問題も描かれていることに気づく。 作者エリック・シーガルは,1937年,ニューヨークの生まれ。『ラブ・ストーリー』の主人公と同様,ハーバード大学を卒業している。その後,60年代後半にはアメリ東海岸の著名な大学で文学を教えながら,ビートルズの音楽をベースにしたアニメ映画『イエロー・サブマリン』の脚本を担当。『ラブ・ストーリー』も最初は映画脚本として構想されたが,小説として書き直されてニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストに一年以上も載り続けるほどの大ヒットとなった。映画の方もアカデミー賞脚本賞を含め7部門にノミネートされている。シーガルは先月(2010年1月17日),72歳でなくなった。 古家 淳 ジャーナリスト」
部活で忙しいからというのを言い訳に,まだLove Storyを読み終えていない私ですが,これも何かの運命だと感じ,必ず読もうと決意しました。他にもエリック・シーガルの作品の中には面白そうなものがたくさんあり,今年の夏休みには是非挑戦してみようと思います。(ゼミ生 Lbow-Shoulder)