常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Hijikata is on.

朝食はbread and butterだった,Lbow-Shoulderです。
前回同様,今回もAsahi Weekly(2010年5月23日付け)のWord Clipというコラムからonについて取り上げます。以下はその引用になります。
「ワックス(映画FROM PARIS WITH LOVEの主人公)の決めゼリフ”Wax on, wax off”は,大ヒット映画『ベスト・キッド』(原題はThe Karate Kid --UG)(1984年)で,空手の達人ミヤギ(先般,お亡くなりになりました-- UG)が主人公の少年に車のワックスがけを通じて,空手の呼吸法を教えた際に言った言葉。このonは「働いている」「勤務中である」の意味で,”I will be on this Saturday.”のように使う。ワックス流(?ーーUG)にこの決めゼリフを訳せば,「ワックス登場,汚れ(悪人)を撃退!」といったところか。」
なるほど!onと聞くと前置詞のイメージがかなり強いですが,ここでは形容詞として使われていることがわかります。では,辞書で形容詞のonを調べてみましょう。『ジーニアス英和辞典』(第4版,大修館書店)によると,on(adj.)には「<俳優が>舞台に出ている;<人が>働いている」という意味がありました(例:The actor will be on in a second.)。つまり,登場や出番という使い方ができるのですね。今まで習ってきた英語はもちろん正しいことなのですが,より広い視野で英語に取り組むべきだと改めて思いました。
これから教職志望の先輩方が教育実習へ向かわれます。先輩方が不在の間はLbow-ShoulderがOn with writing this Blog!しますので,教育実習頑張ってきてください。貴重な体験談をお待ちしております。さて次は,To To To will be on!です。(ゼミ生 Lbow-Shoulder)

waxと反語のwaneを辞書でチェックのこと。lusterもあわせて。lacklusterもそうだ。(UG)