常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Human watching

久しぶりにお日様が顔をのぞかせ,暖かい春の陽気となった東京都。穏やかな日差しが街ゆく人々に心地さを与えるなかで、昨日が自分の未来を左右する前哨戦となった人も多かったようです。
4月18日(日),東京都千代田区にある専修大学の神田キャンパスには,「辰巳総合短答式試験(旧司法試験方式)」の模擬試験を受けに大勢の人が集結しました。会場に入っていく人々は,性別,年齢,容姿など様々です。因みに,平成21年度の旧司法試験の合格者を見てみますと,合格者の最高年齢が69歳,平均年齢が35歳,24歳以下の合格者は全体の13%と,世代を超えて,幅広い層を受け入れる「度量の広い」試験という事が分かります。(まぁ,この様な結果が受験者層の幅広さに繋がっているのでしょうが。)

さて,この状況を何も考えずただ眺めていた私ですが,そこで田邉先生から一言。『その人の性別,着ているもの,態度などを見ると,その人の人生が見えてくる』このお言葉をいただき,人間観察をするときの着眼点を気付かせていただきました。そのことで、自分の目の前には大小,数限りない情報が横たわっていることを実感し,「気付き」で終わらない,得た情報から「推測」の作業をすることの大切さを学びました。

私の目標である「教師」は毎日,生徒一人一人に目を向け,気を配る必要があります。なので,これからは日々の生活の中で,毎日一つでも多くの事に関心を持ち,複眼的な視点から物事を捉え,今まで使ってこなかった頭をフル回転させていきたいと思います。(by gacha)