常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

funny bone

今回も自身の英単語を記したメモ帳から取り上げようと思います。

本日の語学研修の授業中、親しいクラスメイト(ko-chi)が誤って肘をテーブルの角にぶつけてしまい、「あっ」と声を出して苦しそうにしていたのが窺えました。それもそのはず、あのビリっとくる一瞬の激しい痺れは誰もが経験したことのある現象ではないでしょうか。先生が言われたのは funny bone でしたが、文字からだけでは意味を直ぐに答えられないと思ったので、以下で簡潔に確認していきます。

Collins English Dictionaryでは、“Your funny bone is the soft part of your elbow which gives you an uncomfortable feeling on your skin if it is hit.” “Also called (US): crazy bone.” “inclination to laughter; (one’s) risibility.” と定義されています。

『スーパーアンカー英和辞典』(第五版、学研プラス)では、「くすぐったい骨(ひじの先の尺骨の端;ぶつけるとビリっという感覚が走る)とあり、やはりあの痺れのことを指していると分かります。

また、確信はないですが、「刺激を受ける」という観点で上記の定義を振り返りますと、funny boneは「笑い + 傾向 + 刺激」、つまりは「笑いのツボ」を表す単語にもなるのではないかと考えました。残念ながら、手持ちの辞書では「痺れ」という訳のみの記述だったので、時間がある時にもう一度先生の方に聞いてみようと思います。cf. a sense of humour, crack someone up(bro-taro-world @ Calgary)