常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

polyglot 復習

 昨日の英語科教育研究の授業で学んだ表現を取り上げます。授業では英語の教師が身につけておかなくてはならない語彙や表現とは何かについて学びました。句動詞、多義詞、慣用句などが取り上げられていましたが、頭の中のストックを増やしていくという話の中で、UG先生が高校の教員をされていたときに出会ったとある先生のエピソードをお聞きしました。その先生は20か国もの国の言語をものにしていらっしゃったそうで、そういう人をpolyglot /pάliglὰt/ という言葉で表現できると教えていただきました。『ライトハウス英和辞典』(第5版 研究社)で調べると、形容詞で「(格式)(人が)複数の言語(数か国語)を話せる(書ける);(本などが)複数の言語を用いた(multilingual)」とありました。
 Merriam-Websterには、名詞では “one who is polyglot” 形容詞では “speaking or writing several languages” などと定義されています。名詞では、複数の言語を話すその人自身を表します。
 polyglotのpolyはPolynesiaなどにもあるように、「多くの…」を表すことも覚えておきたいです。(aqua)

Polyglot's anthology - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から