常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

専修大学教育学会 感想

昨日、専修大学神田キャンパスで行われた専修大学教育学会に参加しました。今回の学会のテーマは「道徳教育」で、午前中に講演会、午後に実践報告がありました。今まで道徳教育に関しては授業を見たり、研究会に行ったりしたことがなかったので、この機会に道徳の教科化の背景や小学校、中学校、高等学校で実際にどのような指導がされているかなどのお話を聞き、道徳教育について理解を深められたと思います。

午前中の講演会では、道徳の教科化や授業の在り方などについてお話を伺い、現在では教育問題の多様化に伴って、道徳教育が非常に盛んになっていると実感しました。私が小学校、中学校時代に受けてきた道徳の授業を思い返してみると、道徳の内容に関する思い出はあまりなく、席替えや修学旅行の班決めなどの時間としてよく使われており、道徳教育が充実していなかったことを覚えています。しかし、現在はそういったことも少なくなってきたようで、組織的に道徳教育を推進する学校が多くなっていることも分かりました。

午後には、小学校、中学校、高等学校での実践報告を聞きました。午前での講演会のお話の通り、どの校種でも生徒に学習させることや道徳教育の目標を十分に想定して授業が作られていると感じました。また、児童・生徒、学校などに合わせた工夫もされていて、今後の自分の指導にも活かせると思いました。

教師になれば、専門科目の授業だけではなく、校種によって道徳の授業もすることになりますが、私自身があまり道徳の授業を受けていなかったので、指導できるかどうか不安でした。しかし、今回いろいろなお話、実践報告を聞き、どのような指導をすべきなのかが分かりました。(ninetails)