flax
今回は以前も扱ったJohanna Spyri作 "Heidi"から、気になった単語を紹介いたします。
ハイジはおばに連れられ、山に一人暮らすおじいさんの家へやってきました。これから一緒に暮らすため、ハイジの寝床をおじいさんは干し草で作ってくれました。干し草ではチクチクするだろうと、fluxで作られた分厚い袋を寝床にかけてくれました。
Oxford Dictionary of English (Second Edition Reserved, Oxford University Press)によると、 "a blue-flowered herbaceous plant that is cultivated for its seed and for textile fiber made from its stalks"とのことでした。
『ジーニアス英和辞典』(第5版、大修館)で調べたところ、「亜麻、リンネル、亜麻色」などと載っておりました。古英語ではfleaxとつづられ、「編む、織る」などが原義とされております。
少し話がずれてしまうのですが、一昔前に「亜麻色の髪の乙女」という歌が流行ったことを思い出しました。
またインターネットで画像検索したところ、英英辞典の通り青い綺麗な花の写真がたくさん出てきました。(Gomez)