forte #3
リオ五輪開幕まであと1日となり、ニュースや新聞記事等からもその熱狂ぶりが感じられます。私は高校時代に柔道部に所属していたため、柔道に関する記事をよく読みます。その際に頻繁に見かけるのが、以下の記事の見出しにもある「お家芸」という言葉です。
お家芸復活へ 高藤直寿選手と近藤亜美選手が金メダル第1号狙う
http://www.fnn-news.com/sp/news/headlines/articles/CONN00332243.html
この「お家芸」が英語でどのように表すのか気になりました。そこで見つけたうちの1つが“forte”という表現です。この単語をLDOCEで調べてみると、“to be something that you do well or are skilled at”と定義されており、用例を確認すると、“He found that running long distances was not his forte.”とありました。ちなみに、語源は「得意な(こと)」を意味するフランス語から来ているようです(「weblio英和辞典」)。
“forte”という単語を見たとき、私は「音楽のフォルテ(強音)」を思い浮かべましたが、これを表す“forte”は「強い」を意味するイタリア語が語源であり(「weblio英和辞典」)、表記は同じですが派生元が異なることが分かりました。(ninetails)