persona non grata
一昨日のJapan Newsより、"persona non grata"と大きく記載がありました。もうご存知の人も多いのではないかと思いますが、日本では「杉原千畝 スギハラチウネ」というタイトルで12月5日に映画が公開されます。私は恥ずかしながら、この映画が公開されるということで、名前を知ったのですが、調べていると1937年に反革命的なロシア人との交流を理由にソ連から"persona non grata"とされ、リトアニアに赴任された方だということを知りました。
この"persona non grata"は外交用語の一つで、『ジーニアス英和辞典(大修館書店)』にも記載されており、「(受け入れ国・政府にとって)好ましくない外交官」「好ましくない人物」とありました。
さらに調べていくと、外交団員の一員となるには外交官になる必要があり、外交官になるには派遣国に認められると同様に、接受国にも認めてもらわねばならないそうです。そして接受国から受け入れを認められた場合は(フランス語で)agrémentとされるのですが、逆に拒否されることもあり、それが"persona non grata"であるということがわかりました。
リトアニアではすでに公開され、スタンディングオーベーションを受けたということで、私も観に行きたいと思いました。(lua)