常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

shantytown

アフリカ諸国を歴訪中のローマ・カトリックのフランシスコ法王は、ケニアの首都ナイロビの国連環境計画本部を訪れました。また、スラム街にて自分自身のメッセージを伝えました。ローマ法王は、今後ウガンダ中央アフリカ共和国を歴訪する予定です。

(CNN)Pope Francis waded into the heart of a Kenyan shantytown, spreading a message of love and lashing out at the elite in a neighborhood that feels largely disenfranchised.
以下省略

今回取り上げる表現は、“shantytown”です。まず、意味を確認してみると、『ジーニアス英和辞典第4版』(大修館書店)には、「貧民街、スラム」と記載されていました。表現内の“shanty”を見てみると、「小屋、掘っ建て小屋」という意味があります。さらに、語源を調べてみると、カナダ・フランス語の“chantier”からきていることが分かりました。
また、「スラム」を表す表現といえば“slum”があります。これとどう異なるのか。Merriam-Websterを用いて、ふたつの定義を見ていきます。まず、“slum”は、“an area of a city where poor people live and the buildings are in bad condition”とあります。そして、“shantytown”は、“a town or a part of a town where the people are poor and live in shanties”と記載されています。違いは、“shanty”「小屋、掘っ建て小屋」に住んでいるかどうかということ発見でしました。(Nao)

http://edition.cnn.com/2015/11/27/africa/africa-pope-francis-trip/index.html