常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

セミナーのお知らせ

「デポジション(証言録取)通訳」を知る良い機会かもしれません。(UG)

JATINTは3月7日(土)に「デポジション通訳の基礎」のセミナー、ワークショップを開催します。デポジション通訳にご興味をお持ちの通訳者の方、通訳を目指して勉強中の方も、どうぞご参加ください。開示できる範囲でデポジション通訳に関する情報を共有しませんか。講師は遠藤安岐子氏です。

【日時】2015年3月7日(土)14:00〜17:00
【場所】清泉女子大学
〒141−8642 東京都品川区東五反田3−16−21清泉女子大学 2号館2階#215
(http://www.seisen-u.ac.jp/access/index.php)

【講師】遠藤安岐子 遠藤コンサルタント事務所ディレクター、JAT理事
米国東海岸地方裁判所、連邦裁判所の法廷通訳として20年以上の経験を持ち、デポジション通訳としては30年以上の経験を持つ。デポジション通訳として係わったケースは、企業合併・買収に関連した訴訟(原告・被告・証人のデポジション)、特許(原告、専門家証人も含む)、保険関係(人身事故、事故、労災その他)、離婚、相続権、セクハラ、雇用関係など。

【内容】デポジション通訳の基礎
14:00-15:30 第1部 デポジション通訳の概要
セッションではDeposition 通訳に関し、以下の事柄について説明し、実習を行います。
・Depositionとは何か。何故、どのような状況下でDepositionを必要とするのか。全訴訟の過程でのDepositionの位置づけ。Deposition通訳と法廷通訳の違いはどんな点か。訴訟内容でデポジションは変わるのか。誰がDeponentとなるのか。Deposition通訳がすべきこと、すべきでないことについて。Deposition通訳を探しているとき弁護士は何に気をつけているのか。エージェントに求められることは何か。
・Deposition 通訳を引き受けるか否かは何できめるか。承諾した場合の心構えと準備。
・Deposition通訳で気をつけるべき文言、表現について。
・典型的なDeposition Questionsの紹介。

休憩時間 休憩は適宜とります。

15:30-17:00 第2部 ワークショップ
時間が許す限り、典型的な質問内容を入れて実習します。人数制限はしませんが、小グループを作って演習を行います。
17:00 セッション終了
17:30 -19:30 懇親会 1号館「Cafe」

【お申し込み】 http://peatix.com/event/73374

【後援】 大阪大学大学院言語文化研究科 一般社団法人日本翻訳連盟

【主催】日本翻訳者協会(JAT) 通訳分科会(JATINT)委員会