関東甲信越英語教育学会 第37回長野研究大会 感想(GP)
8月17日,18日にかけて関東甲信越英語教育学会 第37回長野研究大会が開催されました。私も大変恐縮ではございますが参加・発表(共同発表)して参りました。大会は「研究発表」「講演」「ワークショップ」で構成され,2日間とも充実した内容であったと思われます。今回は初日の講演と学会の感想を少しばかり述べさせて頂きたいと思います。
まず,ご講演は「シチュエーションの中で教える英語」というタイトルのもと遠山顕先生からお話して頂きました。先生はご自身のご経験から色々なお話をお聞かせくださいましたが,中でも次の言葉がとても印象に残りました。
「先生は褒めてはくれなかったけど,(活躍できる)場を与えてくれた」
英語を学ぶ際の「環境づくり」「場づくり」が教師にとって大事であるとし,教師は学習者にはその「場」を提供することが求められるとも述べられていました。
私も某中学校で1クラス持たせて頂いておりますが,授業後にとる生徒からのコメントシートを見ると「この子にチャンスを与えてあげれなかったなぁ」と思うこともあります。生徒が活躍できる「場」をいかに提供できるか,考える良い機会になりました。
次に,今大会の感想ですが,私個人としては,これまでの経験を少しずつ活せてきた2日間だったと思います。関東甲信越英語教育学会や全国英語教育学会などでは,学会2日目の昼食時,学生昼食会という催しがありますが,そこで他大の学部生・院生を相手に5分程度PPTでお話させていただく機会を頂きました。昔であれば緊張の上,頭が真っ白になっていたと思いますが,今回は,内容は薄くとも少し落ち着いて話しができたと思います。
これもUG先生に何度となく鍛えて頂いたおかげです。C大でも積極的に動こうとこころがけで過ごす毎日ですが,今後も続けていきたいと思います。(GP)