常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

start with me

一昨日,研究室でUG先生から「普段着の英語」のインプットの必要性を指摘していただき,早速,sit comを見はじめました。学生生活最後の夏休みを活用し,多くの普段着を身につけていくつもりです。

まずはHannah Montana 3rd season からはじめます。LilyがHannahの家に住むことになり、それを嫌がるJacksonが父 Robbyと会話した後の一シーンです。

Lily : Did somebody get a boo-boo and need a hug from their daddy?
Jackson: Did you see that? See, She’s starting with me, but once she gets a little more comfortable, she’s gonna come after you. And then there’ll be no one left to hear the sounds of your hideous screams.

boo-booは小児語で「かすり傷」(『ジーニアス英和辞典 第4版』(大修館)のことです。ここでは大人のJacksonに対してLilyが使っているため、小馬鹿にしているのが分かります。

その後のJacksonの部分です。”start with me”は直訳すると「俺と始める」ですが、「何を始めるんだろう?」と疑問を感じました。でも,”Don’t start (with me)” =「いい加減にして」という表現にあるように,あえて「喧嘩」(quarrel)を入れなくても文脈でわかるんですね。ここでは、「ケンカをふっかけてきてるよ」と,とることができます。(Minnesota)