常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

第42回 中部地区英語教育学会 岐阜大会

「第42回 中部地区英語教育学会 岐阜大会」に参加しています。今日,明日の2日に渡って開催されます。
以下が今日の大まかな流れです。

午前の部
・英語教育研究法セミナー
(1)「よい研究」の条件と種類 浦野 研 先生(北海学園大学
(2)研究テーマの見つけ方・深め方 田中武夫 先生(山梨大学
午後の部
・シンポジウム
テーマ:学校教育を考える3つの視座:成長する教師・自律する学習者・進化する授業

・問題別討論会・課題別研究プロジェクト報告
各種5会場で実施。
→(残念ながら,全て同時進行でしたので,殆どの発表は資料だけという形になってしまいました。)

午前中の「英語教育研究法セミナー」は例年実施されている催しのようですが,例えば「よい研究とは?」というテーマに対しては,
「条件1:ひとりよがりではない。条件2:よい意味でsimpleであること。条件3:よい意味でconservativeであること。」といったキーワードを基に色々と聞かせて頂きました。また「研究法の種類」などについても同様に例を挙げながら提示され,基本的な事を学ぶ,あるいは再度確認する上で良い勉強になりました。

このセミナーの資料も含め,本日の資料の多くは「中部地区英語教育学会」のHPにUPされているようですので,興味のある方はそちらをご覧下さい。

明日は自由研究発表があります。少しでも何か得られるように,しっかり聞いてきたいと思います。(GP)