常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

sorry

本日,先生とともにNHKにスキット収録に行ってきました。そして帰りは先生の車に乗せていただいて帰宅したのですが,その時に聞いていたラジオで先生に教えていただいた英語表現があるので,ご紹介します。
その表現はsorryです。小学校低学年でも知っているような単語ですが,発音によって意味が変わってきます。下降調で言うと,「すみません」。上昇調で言えば,「何とおっしゃいましたか?」と相手の発言を聞き返す意味になります(『ジーニアス英和辞典』第4版,大修館書店)。
しかし,今回紹介するのは,上昇して少し下降調に発音されるsorryです。これは何か少し大変なことを相手に頼んで,その後に「悪いね」と言う時や,「お気の毒に」と軽い感じで言う時に使われます。
発音と意味は切っても切れない関係にありますが,これはそれを表すいい例ですね。(Sugiuchi)