常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

wage

本日のJT(09/07/10付け)の見出しから英語表現を探って行きます。
Kan, Ozawa wage verbal war in Osaka
今回取り上げる表現はwageです。この単語を見てすぐ想起するのが名詞で用いられる「[〜s]賃金,給料(▶特に時間給[日給,週給]をいう;月給・年俸はsalary)」ではないでしょうか(『スーパーアンカー英和辞典』第4版,学研教育出版)。しかし,wageには動詞形があり「(戦争・ストライキなど)を行う−wage a strike ストライキをする/ wage a campaign against cancer がん撲滅運動を行う」と載っていました(『スーパーアンカー』同上)。
念のためLONGMAN Advanced American Dictionaryで調べてみると“to be actively involved in a war, struggle, or fight against someone or something”と書かれていました。この記事ではverbalがwarを修飾しているので「激しい議論の応酬する」といった意味になります。(ゼミ生 camel)
cf.http://d.hatena.ne.jp/A30/20100903/1283482638